歴史に残るものから生活必需品まで~これは熊本が発祥地

歴史のある芸術品には、部屋やホワイエなどにインテリアの一部として飾られるものと思いがちです。しかし、ここでおすすめの熊本の伝統のある芸術品は、デコレーションだけでなく、アクセサリーや生活必需品として使われるものがたくさん。

熊本ならでは材料を活かした「Made in 熊本」の魅力あるアイテムを紹介します。

魅力満載!「Made in 熊本」の手工芸

魅力のある芸術品や価値のあるものは、和風の飾りや古典的な作りが多いかもしれません。「Made in 熊本」の熊本産の手工芸には、生活必需品となる使いやすいものや「おしゃれ」という言葉がぴったり。

和風小物や古典的なアイテムを実生活でおしゃれにアレンジしたり、使ってみたりしてみませんか。

古くは室町時代から伝わる「川尻刃物」の技術

1336年から1573年の室町時代から伝わる「刀鍛冶」。実は、熊本の鍛冶は日本でもトップクラスの古い歴史がある一級品を作りだしてきました。

刀鍛冶は、肥後の刀を作り続け、藩の繁栄と拡大にも大きな影響を与えた技術と職人の匠の技があります。刀鍛冶の「波平行安(ナミヒラノユキヤス)」が始まりとされる川尻刃物は、切れ味・耐久性も抜群の包丁などを作り続けています。

今でもとても貴重な製品を作りつづけている川尻刃物の割り込み鍛造による包丁は、限定された商品数のみで絶品です。

川尻刃物

川尻林刃物製作所

なじみやすさは童歌にも残る「肥後のてまり唄」

「♪あんたがたどこさ 肥後さ 肥後どこさ~ 熊本さ 熊本どこさ 船場さ~」というのは、「肥後のてまり唄」です。日本にいくつかある手毬唄の中でも、とても有名なのは「肥後のてまり唄」ではないでしょうか。

この童歌(わらべうた)は、江戸後期の幕末から明治初期にうたわれ始めたもの。城下町としての熊本のいたるところで響いていたかもしれません。

この童歌は、てまりをもって歌うものですが、このてまりももちろん熊本発。お土産としてもインテリアのアクセントとしても抜群で、熊本の歴史と美しい伝統を伝える伝統工芸「肥後のてまり」は、吊るしたり、置いたり、さまざまな方法で楽しめます。

とくに「肥後のつりてまり」は、毎年開催されるイベントにもなっています。芯や土台は、もみ殻やヘチマ、脱脂綿でできていますが、京花紙で巻いた後、伝統的な製法は絹(シルク)糸や木綿糸で刺しゅうや模様が付けられていました。

近年では刺しゅう糸で幾何学模様などが付けられて、おしゃれなデザインに仕上がります。丸いものを飾るには、小さなかごがおすすめ。

目の粗い竹細工などのかごやグラスに、カラフルなてまりをセットするとボリューム感もあって引き立ちます。

資源活用の伝統工芸は「竹」に恵まれた熊本ならではのアイデア

昔は工具を作り、農業や漁業の道具になっていた「竹」は、今でも私たちの生活に必要なものをしっかりと作りだしてくれます。竹を使った熊本の手工芸は、日本有数の竹細工発祥の地でもあり、生産数も機能性も抜群です。

600年の歴史のある熊本県八代市の日奈久温泉もその産地のひとつです。日奈久の竹細工は、全国にファンを持つほどの人気雑貨で、ライフスタイルにも欠かせない商品を作りだしています。

竹山(竹林)から竹を選ぶことに始まり、編み上げられていくアイテムは、個性豊かで使いやすい機能性のあるもの。中には、アパレルメーカーとのコラボアイテムもあるという人気商品もあります。

春夏のお出かけにぴったりなバッグや、キッチンで使いたい野菜かご、リビングでのデコレーションにもなる雑誌入れや小物かごなど、幅広い商品がたくさんあります。スタンダードな形からおしゃれなものまで、ぜひおすすめの一点を見つけてみるのはいかが。

まとめ

毎日使うアイテムがお気に入りだと、キッチンやリビング、プライベートの部屋でも、使うことも飾ることも楽しくなります。飽きのこないものや長く使えるものは愛着が持てますし、おしゃれな部屋づくりにも最高。熊本の歴史を感じるアイテムをぜひ模様替えや買い替えのときにはチェックしてみるのもおすすめです。

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