舞台裏が楽しめる八千代座!明治の面影を今に伝える芝居小屋

熊本県の中央、山鹿市にある「八千代座」は、国指定重要文化財にも登録された芝居小屋の1つ。明治時代のレトロな面影を現在に伝える建物です。

現在も歌舞伎をはじめとする多くの公演で利用されていますが、実は公演のない日には、観劇とは違った楽しみ方もできる観光スポット。この記事では「八千代座」の魅力を中心に、カフェなどの情報も合わせて紹介しますので、ぜひお出かけの参考にしてみてくださいね。

一度は見てみたい「八千代座」の裏側

築100年以上!八千代座の歴史を簡単におさらい

八千代座は明治43年(1910年)に建設され、長く山鹿のにぎわいに貢献してきました。昭和に入り、時代の変化に伴い芝居小屋は映画館へ形をかえることに。

映画館として親しまれつつも、興行面では低調が続き、ほどなく幕を下ろしたという歴史があります。その後、国の重要文化財の指定を受け、平成8年から5年間大規模な改修がおこなわれ、平成13年に現在の姿として復活!というような経緯があります。

八千代座

こうして復活を果たした築100年以上を超える木造建築は、他の劇場にはない存在感を放つ芝居小屋として、現在も多くの公演を通して舞台の魅力を伝えています。灯篭を頭にのせて踊る「山鹿灯篭踊り」の定期公演のほか、地域の発表の場としても。そして、歌舞伎座の地方公演の場としても利用されている八千代座。

坂東玉三郎さんや市川海老蔵さんなど有名歌舞伎役者も、八千代座の舞台にたち多くの人を楽しませています。

公演日以外が穴場?八千代座見学コースがおすすめ

公演中は「資料館のみ」の見学となり建物内部の見学ができませんので、お出かけの際には、八千代座公式サイトでスケジュールをチェック!

1人から参加OK!スタッフ解説付きの館内見学コースがおすすめ

お目当ての役者の公演を楽しむのも、芝居小屋である八千代座の楽しみ方の1つ。ですが、今回おすすめするのは「公演のない日」というのも、「夢子蔵」と呼ばれる資料館と合わせて八千代座内部を(一般)見学することができ、観劇とはまた違った楽しみ方ができますよ。

八千代座内部

また、八千代座内部は個人で自由に見学することもできますが、おすすめは館内のスタッフによる解説付きの見学コース。追加料金も必要なく、1人から参加OKできるのもうれしいポイントです。

あの役者さんと同じ場所へ。舞台下にも潜入します

まずは、ガイドさんの話に耳を傾けながら、升席(客席)で八千代座ならではの天井画を見学。シャンデリアをはじめとする八千代座復元までの裏話なども聞けるのもガイド付きならでは。

天井画

このほかにも、数々の名優が演じてきた舞台にあがるほか、舞台の下の花道のつけ根「すっぽん」や「廻し舞台」といった、ダイナミックな役者の動きをささえる、昔ながらの仕掛けも見学ができます。どれも一度は見ておきたい、歴史とともに歩み、役者を支えてきた舞台の裏側。

そんな話を聞きながらじっくりと見学できる八千代座は、時間をとってでも見学することをおすすめします。

徒歩圏内で!近くのおすすめスポット・食事処も紹介

八千代座を訪れたらなら、一緒に楽しみたい八千代座周辺の観光スポットやグルメ情報などを紹介しますね。

山鹿灯籠民芸館|八千代座から歩いて5分

八千代座とともに見学しておきたいのが、八千代座から歩いて5分のところにある「山鹿灯籠民芸館」です。こちらでは、伝統工芸品「山鹿灯籠」の展示のほか、実際に作製している様子も見学できるスポットになっていますよ。

山鹿灯籠民芸館

市内で楽しめる山鹿の湯。さくら湯

こちらも八千代座からすぐのところにある「山鹿温泉さくら湯」。「木造温泉」と呼ばれるノスタルジックな雰囲気のなか、まろやかな肌触りのお湯が楽しめる立ち寄り湯。

山鹿温泉さくら湯

そこまで時間がない!という方には、山鹿灯籠民芸館そばにある「あし湯」もおすすめ。手軽に散策疲れをリフレッシュできますよ!

八千代座近くで楽しめる山鹿グルメ

せっかく八千代座に訪れたなら、熊本・山鹿ならではのグルメも楽しみたいところ。しっかりと食べたいなら「彩座」でいただける熊本の名物馬肉が楽しめる馬重(うまじゅう)がおすすめ。

また、八千代座近くにあるカフェ「タオ珈琲」では、自家焙煎の珈琲とともに、地元人にも人気のアップルパイが楽しめます。

まとめ

雰囲気のある八千代座をメインに、周辺の観光スポットなども紹介しました。今回ご紹介した八千代座の見学コースでは、観劇で訪れるのとは違う、舞台裏までじっくりと楽しめるおすすめの観光スポットです。

歴史に触れたり、温泉に入力したりと、見所いっぱいの山鹿・八千代座。ぜひ週末のお出かけや九州・熊本の旅行プランに加えてみてくださいね。

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